【開催報告】12/10「第一回森川海街こどもサミット」(東京海洋大学 品川キャンパス & オンライン)

2023年12月10日(日)、東京海洋大学 品川キャンパス「白鷹館」とオンライン中継のハイブリッド開催で、「第一回森川海街こどもサミット」を開催いたしました。
全国そして世界から、8組の子ども達(高校生以下)が、発表しました。参加者は、小学生から大人の皆様、東京海洋大学んも大学生も参加し、100名近くの参加がありました。


東京海洋大学海街コミュニティ・スクール 代表 佐々木剛(水圏環境教育学研究室 教授)より開催の御礼

 本サミットの活動のベースとなる「東京海洋大学コミュニティ・スクール」は、東京海洋大学が拠点となり、学校、企業、行政、一般市民とともに、地域の子どもたちの探究活動を支援する全国的なネットワークです。この活動は、クラウドファンディングでご賛同いただいた皆様によって支えられています。

 第一回のサミットでは、日本の森川海街の中心拠点である港区にある東京海洋大学に,台湾や日本全国の子どもたち(高校生以下)が集い、身近な水辺での探究活動の成果を発表し合いました。お互いの活動を理解し地域への理解や愛着を深め、エージェンシーの育成を養うことが目的でした。エージェンシーとは、変化を起こすために、自分で目標(仮説)を設定して、振り返り、責任を持って行動する能力を指します。

 本サミットでは、子どもたちの素晴らしい探究活動を拝聴しました。それぞれの子供達の探究活動には,きっかけや気づきがあり,それが原点となってより深い探究となり,時間をかけて一本筋の通った線となっていました。そして,それぞれの線と線とがつながり立体的な面を形成しているように感じました。このような森川海街の探究活動の立体的なつながりは,持続可能な社会を構築する基盤となるはずです。そのような状態を皆さんで暖かくはぐくみ育てていくことが、私達のやりがい・生きがいであり,ミッションだとあらためて思いました。

 今後も、皆様とともに世界の子どもたちの探究活動を見守り、エージェンシーを高める取り組みに力を注いで参りたいと思います。引き続きまして、ご指導ご鞭撻のほどどうぞよろしくお願い致します。

東京海洋大学海街コミュニティ・スクール 代表
東京海洋大学水圏環境教育学研究室 教授 佐々木剛

発表者

1)港区立港南小学校 6年 井上ももさん,上原碧乃さん(奨励賞)

2)盛岡市立河南中学校 2年 水木海冶さん(奨励賞)

3)東海大学付属高輪台高等学校 1年 青木桜菜さん,相馬希美さん(奨励賞)New!

  → 発表内容はこちら!
都会のオアシス 港区「ウォーターズ竹芝」の環境を大調査🔍!

4)新潟県立海洋高等学校 3年 保高颯樹さん,小鮒波羅雄さん(奨励賞)

5)daben primary school  施廷翰(Hanky) * 台湾の小学生ヘンキーさん(奨励賞)

6)大洗町立南小学校 6,4年 杉山駈さん,杉山碧さん(奨励賞)

  → 発表内容はこちら!
「大洗の海・川・湖は、私たちにどのような影響を与えているのだろうか?」

7)岩手大学教育学部附属中学校 2年 澤﨑わかなさん
  岩手大学教育学部附属小学校 4年 澤﨑なのはさん(最優秀賞)

8)港区立港南中学校1年 小林暖さん(優秀賞)

なお、開催概要はこちらです。

ひとまず、開催のご報告まで!

肝心の子ども達の発表は会場の様子は、順次公開していきますので、お楽しみに!

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