旨魚(うまいよ)!南さつまの深海魚 鳳凰高校 深海魚プロジェクト(第2回森川海街こどもサミット発表)
鹿児島県南さつま市
薩摩半島の西岸に位置し、日本一長い砂丘である吹上浜があることでも知られています。
(南さつま市観光協会HPより 南さつま市観光協会 | 鹿児島県南さつま市の観光情報サイト)
南さつま市の海の近くにある 学校法人希望が丘学園 鳳凰高校
(希望が丘学園 鳳凰高等学校HPより 希望が丘学園 鳳凰高等学校)
こちらのサイエンスクラブでは2021年度から深海魚プロジェクトを立ち上げました。
南さつま市やかごしま深海魚研究会と連携し、活動に取り組んでいます。
今回はこちらの取り組み内容をプレゼンしていただきました。
【旨魚!南さつまの深海魚!】
皆さんは深海魚にどんなイメージを持っていますか?
かっこいい?グロい、キモい…
様々なイメージのある深海魚、南さつま市にはたくさんの種類が生息しています。
鳳凰高校の皆さんは、深海魚を通じて南さつま市の海の魅力を発信すべく、活動を行っています。
「タカエビ漁と深海魚」
タカエビ漁と深海魚
南さつま市名産であるおいしいタカエビ。大きな網を海底まで入れて船で引っ張り水揚げする”底曳網漁”という漁法で獲ります。引き上げられた網の中にはタカエビだけでなくたくさんの深海魚が入っています。
(うんまか深海魚 南さつまHPより うんまか深海魚 南さつま)
「廃棄される深海魚(未利魚)が少なくなるには?」
混獲されたほとんどの深海魚はは未利用魚種であるため、市場に出荷されず捨てられていることがわかりました。
知名度がないため、捨てられる深海魚。おいしく食べられることを発信して魅力を知ってもらえたら、廃棄される深海魚が少なくなるのでは?
オリジナルレシピを開発、試食会をすることで、捨てられてしまう深海魚でも美味しく食べられることを伝えました。
また保育園や小学校での出前授業を通じて、子どもたちに深海魚の魅力を伝えていきます。
活動の結果、なんと地元スーパーで深海魚が販売開始!またニュースや新聞、ラジオ等複数メディアでも取り上げられ注目を集めています。
2024年度は、食以外の視点でも深海魚の魅力を伝えるため活動をします。
出前授業で魚の解剖をしたり、水族館と連携し深海魚についてさらなる研究を重ねています。
「南さつまと深海魚のこれから」
鳳凰高校の皆さんは、南さつまと深海魚の未来をこんな風に考えています。
・南さつま市の小学生が深海魚を使った授業を受ける
・深海魚の偏見がなくなる
・深海魚が人気になる
このためにはみんなで協力し
・限りある資源を大切にして
・海に目を向ける
ことが大切ですね。
こちらの発表は見事優秀賞に輝きました!おめでとうございます。
とても素晴らしい発表をありがとうございました。
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