農業と漁業を両立する新しい生産方法アクアポニックス~都市型アクアポニックスを目指して~(第一回森川海街こどもサミット発表その5)
アクアポニックスとは、
水産養殖の「Aquaculture」と、水耕栽培の「Hydroponics」からなる造語で、魚と植物を同じシステムで育てる生産手法です。
現在、世界人口が増加し、食糧生産の危機が危ぶまれており、魚を飼育しながら農業を行うアクアポニックスがとても注目されています。
水圏環境教育学研究室でも、アクアポニックスの研究に力を入れています。
そして、2023年の10月には港南中学校に水槽を設置し、中学生と一緒に探究活動を通して実証実験を行いました。
子どもサミットでは、港南中学校に通っている小林暖くんが、
大学生と一緒に手掛けた“アクアポニックス飼育実験”について紹介してくれました!
テーマは…
都会で魚を飼育しながら農業を行うには?
①現状理解②問題把握 アクアポニックスを続けると、ハゼと植物は成長するのか⁉
~現状から問題点を見つけ、仮説を立てる~
東京海洋大学からやってきたハゼは、約10㎝、ミルスベリヒユもまだまだ小さい状態でした。
③仮説 アクアポニックスを続けたら、ハゼとミルスベリヒユは成長する!
④ 検証 アクアポニックスの実証実験‼
1ヶ月間、アクアポニックスで飼育実験し、重量を計測。
マハゼ(各4個体)
ミルスベリヒユ(各3個体)
を各クラスで実験し、毎日人工飼料をハゼの体重の5%与えてみたところ…
⑤結果⑥考察 一ヵ月後、ハゼもミルスベリヒユもどちらも成長していました。
⑦今後の展開 こんな未来にしたい!~都市型の新たな生産方法”アクアポニックス”~
都会のビルや建物の中で農業と水産業が両立できる”アクアポニックス”が普及されたら、
食糧確保だけでなく、心のオアシスにもなりそうですね。
これからのアクアポニックスの動向に期待です!
素晴らしい発表ありがとうございました👏
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