瀬戸内海のアマモ場の再生~ヘドロで植物を育てることはできるのか~(第2回森川海街子どもサミット)

岡山操山中学校 
田中咲良 佐藤苺果

岡山操山中学校は岡山にある県立の中高一貫校です。

岡山操山中学校:https://www.sozan-jhs.okayama-c.ed.jp/

学校の近くには、300年の歴史が息づく岡山後楽園があり、校舎からは岡山城を見ることが出来ます。

森林浴やバードウォッチング、植物観察などを楽しむことができ、古墳や史跡などの文化財も残された、とても素敵な場所です(^^)

そんな、自然豊かな場所にある岡山操山中学校。

今回は、なんと!

生徒さんたちだけで岡山から新幹線に乗って東京まで来てくれました!!

テーマはこちら↓↓↓

「アマモ」ってどんな植物?どんな役割を持っているの?

アマモは水深が浅く、光が十分に届く海底に生息する海草で、日本各地で見られます。

アマモは小魚や甲殻類などのすみかになる(海のゆりかご)だけでなく、水質浄化をおこなったり、光合成により二酸化炭素を吸収して酸素を海中に放出する(ブルーカーボン)など、

海にいる生き物だけではなく、私たち人間にとっても、とても大切な植物です。

【現状理解・問題発見・仮説】

岡山操山中学校のある、岡山県の日生町漁業共同組合によると、

1950年ごろには590ヘクタール(東京ドーム100個分以上のアマモ場が日生の海に広がっていたといいます。

それが1980年にはたった12ヘクタールに減少し、アマモの森はほとんど姿を消してしまったそうです(参考:アマモ場再生計画)。

それもそのはず…

アマモ場にはヘドロが蓄積しており、アマモが育ちにくい環境になっていました。

ヘドロは、東京海洋大学の近くを流れる高浜運河でも、度々問題となっています。

岡山操山中学校の生徒さんたちは、このヘドロを有効利用することはできないかと考え、以下のような仮説を立てました。

それがこちら↓↓↓

分解途中の有機物であるヘドロでも、
植物を栽培することが出来る!!

【検証・結果・考察】

岡山操山中学校の生徒さんたちは、ヘドロでコスモスとベビーリーフを栽培し、

双方は成長するのか実験を行いました。

その結果、

残念ながらコスモスは発芽しませんでしたが、ベビーリーフは発芽しました!

結果を受けて、岡山操山中学校の生徒さんたちは以下の様に考察をしました。

・ヘドロ下でも、発芽に適した気温で栽培すれば植物は育つのではないか。

・ヘドロ下でも、塩抜きをすれば植物は育つのではないか。

【今後の展望】

岡山操山中学の生徒さんたちは、この結果を受けて、

塩生植物の栽培やヘドロの他の使い方を検証したいとのこと!

ヘドロを除去するだけではなく、ヘドロを「利用」するという発想がとても素晴らしいと思いました👏

すてきな発表ありがとうございました(*^_^*)

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