「大好きな柏島の海を守りたい!」大月町立大月中学校(第2回森川海街こどもサミット)

柏島(かしわじま)ってどんなところ?

柏島は、高知県幡多郡大月町にある島で、足摺宇和海(あしずりうわかい)国立公園に指定されています。

柏島の魅力はたくさんありますが、なんといっても海がとても綺麗✨

それもそのはず、
柏島の海は、なんと30mを越える透明度を持っているんです!

近年では、「船が宙に浮いて見える」ほど透明度の高い海としてSNS上で紹介され、この海を見るためにわざわざ関東や東北地方からも多くの観光客が訪れる、注目の観光スポットとなっています。

神田拓海くんは、
柏島に住んでいる、釣りやシュノーケルが大好きな中学生!

森川海街子どもサミットでは、そんな柏島の魅力と現状についてお話してくれました。

発表テーマはこちら↓↓↓

【観察・問題発見・仮説】柏島の海ってどんな場所?現状は?

柏島の海は、
エメラルドグリーンの海が印象的な絶景の島で、ダイビングスポットとしても人気があります。
また、魚の種類が日本一多く、ウミガメもたくさん生息しています🐟

しかし、近年ではゴミやマイクロプラスチックが柏島に漂着してきており、
神田くんもウミガメが網にかかったり弱っている光景を見かけたそうです。

海面に浮かぶマイクロプラスチック

そこで、神田君は以下のような仮説を立てました。
それがこちら↓↓↓

神田君は以下の3つのことを検証しました。

①どんなゴミが漂着しているのか
②魚を解剖して消化管内容物を調べる
③ウミガメが何を食べているのか

地域の方々と協力して、レジャー客が浜に捨てたごみや、漁具のロープや発砲スチロールをカヌーで運び出したり、ビーチクリーン作戦を決行し、どのようなゴミがあるか調べました。

さらに、神田君たちは集めた砂に水を入れ、浜辺の宝石微小貝に交じっているマイクロプラスチックを発見しました。

また、神田君は色んな魚を釣って捌いて消化管物を調べましたが、今回は海ゴミは見つかりませんでした。

最後に、神田君は打ちあがったアオウミガメ胃内容物を調べました。

その結果…
アオウミガメの胃の中からビニールが見つかりました。

【今後の展開】柏島の海からゴミをなくし、生き物に優しい海にしたい‼

神田くん達を始めとする地域の方々は

海ゴミを活用したり、海洋保全等に向けて色々な活動をしています。

微小貝とマイクロプラスチックで作品づくり

ウミガメを網から外して放流


さすがは、神田君!
探究の過程に沿い、仮説を立てながら、色々なことに挑戦していて素晴らしいです👏

今後の活躍も楽しみですね…!

素敵な発表ありがとうございました!


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