【最優秀賞】日本の砂浜のプラスチックの状況と魚への影響~プラスチックが及ぼしている影響について~(第2回森川海街こどもサミット)
加須市立原道小学校6年生
寺田実礼
突然ですが問題です👀!
1分間で、地球全体の海にどれだけのプラスチックごみが捨てられているのでしょう?
答えは…なんと!Cのゾウ1頭分!
つまり、1分間に15tものプラスチックごみが捨てられています。
寺田くんは、この事実を聞いたときに衝撃を受けたそうです。
そしてそれが、砂浜のプラスチック汚染の状況について調査するきっかけとなりました。
第二回海街こどもサミットでは、
今回調査した日本の砂浜のプラスチックの状況と魚への影響について発表してくれました!
テーマはこちら↓↓↓
日本の砂浜のプラスチックの状況と魚への影響
~プラスチックが及ぼしている影響について~
【現状理解・問題把握】日本各地の海岸にはどれくらいのプラスチックが流れ着いているんだろう?
寺田くんは、
日本海、東京湾奥、伊豆の三か所で海岸に流れ着いたプラスチックの採取を行いました。



なるほど!
地域によってプラスチックの大きさも違うのですね…!
調査の結果、東京湾奥で多くのプラスチックが見つかりました。
【仮説】プラスチック汚染の影響は魚にも影響を与えているのではないか
寺田君は研究により、東京湾の海が一番プラスチックによって汚染されていることが分かりました。
この研究を受けて、以下のような仮説を立てました。
「プラスチック汚染は魚にも影響が出ているのでは…?」
【検証方法・結果】魚の胃の中を観察してみよう!
寺田くんは、
隅田川でクロダイ、東扇島公園でサッパを釣って胃の中を観察しました。
【クロダイ】


【サッパ】


解剖した結果…
クロダイからはプラスチックが検出されませんでしたが、
東扇島公園で釣ったサッパの7/11匹からプラスチックが検出されました。
【考察】多くの海の生き物がプラスチックを間違えて食べてしまっている…⁈
寺田くんは、
以下の3つの考察を立てました。

【今後の展開】プラスチックごみを減らしていきたい…!

今回の研究を受けて、
海の生き物もプラスチックの影響を大きく受けていることが分かりました。
寺田くんは、このままだとプラスチック問題がもっと深刻になってしまうと改めて感じたそうです。
素晴らしい発表ありがとうございました👏
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